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たまには歴史の話をしようか~ちょっと箸休め~

 最近は、もっぱらThe Secret Worldの話題ばかり扱っていますが、実はゲームのジャンル中でも、ストラテジーゲーム(シミュレーションゲーム)は大好きだったりします。私のゲーム成分は、RPG6割、SLG4割くらいで構成されている感じ。
 とりわけ歴史SLGは、歴史スキーな私にとって、もう甘美なスィーツや高級な美酒に負けるとも劣らない垂涎ものなのです。
 歴史SLGとの付き合いは古く、国産SLGの三○志や信○の野望などは、小さい頃からシリーズを通して結構遊んでいました。

 そんな私にとって、今月うれしい発表&発売が。
 そう、「Tatal war:ROMEⅡ」の発表と「Crusader Kings Ⅱ」【完全日本語版】の発売です。

※いずれのゲームについても、公式サイトや情報サイト等の情報を基に私個人が独自の見解を記すものであり、実際のゲーム内容、ゲーム製作者の意図と異なることがあります。
 

 「Total War: ROMEⅡ」
rome2_01.jpg
 Total War最新作は、「ROME:Total War」の続編に決まったようです。

 Total Warとは、SEGA傘下のCreative Assembly開発によるRTS(リアルタイムストラテジー)のシリーズ作品。ゲームシステムは、ターン制の戦略フェイズとリアルタイムの戦闘フェイズによって構成されています。
 上記「ROME:Total War」の他、中世ヨーロッパが舞台の「MEDIEVALⅡ:Total War」や列強による激しい植民地争奪戦が繰り広げられる「EMPIRE:Total War」など、様々な時代・地域を扱った作品が世に送り出されています。

 「ROME:Total War」や「MEDIEVALⅡ:Total War」の一番の特徴といえば、やはり何千もの兵が入り乱れる圧倒的な規模と、一人一人の兵の装備まで丹念に描き込まれた美麗なクオリティで表現される、ど迫力のリアルタイムバトル。
 戦略フェイズにおいては、内政に関する諸要素も存在しますが、ユニットを開発するためのオマケ程度のものであり、戦略性より戦術性を重視して単純明快に大規模戦闘を楽しめる、それが魅力でした。

 ところが「EMPIRE:Total War」になると、内政や外交要素が大幅に強化され、戦闘と同等の重要性を有するようになりました。また、他国との交易などによって収益を上げ、軍費を確保した上で戦闘に臨まなければならないなど、一戦闘するにも手順がいろいろと複雑化。
 ストラテジーゲームのあり方として、そのような進化の方向性は当然ありなのですが、私個人としては「Total War」シリーズの単純かつ爽快な戦闘を楽しむという魅力がやや損なわれたようで残念に思っていました。

 今回の「Total War: Rome 2」が戦略フェイズと戦闘フェイズとでどのようなバランスをとっているのか詳細は不明ですが、ぜひとも原点回帰して、戦闘の面白さを十分に生かせる作品になってくれると良いなと思います。
 
 公式サイトにはSSが二枚ほど掲載されていました。

rome2_02.jpg
 おそらく市街戦の様子

rome2_03.jpg
 海戦の様子

 しばらくTotal Warシリーズから離れていたので、最近リリースされたものがどの程度の画質なのかわからないのですが、これがインゲームの画像だとしたら、少なくとも「ROME:Total War」や「MEDIEVALⅡ:Total War」からの進化は、年月を経て当たり前とはいえ、素晴らしいものだと思います。
 このくらいカメラを引いた画像でも、歩兵や騎馬兵、果ては象兵らしき部隊までがしっかり確認できます。まさに古代ローマ時代の戦争を題材にした映画を見ているような気分になります。

 なお、Total Warファンの間では、西欧のみならず中東やアメリカ大陸までも網羅した「MEDIEVALⅡ:Total War」(ただし拡張キットが必要)の続編を望む声も多いようです。
 ですが、私にとっては「ROME:Total War」は最初に触れたRTSであり思い入れも強いので、この続編登場は歓迎です。
 カルタゴ象兵でローマ歩兵を追いまわし踏みしだく日々よ、もう一度、であります。

 2013年リリースということで、さらに日本語版が発売されるのはだいぶ先だと思いますが、のんびりと待ちたいと思います。

 さて、もう一つ。今月末に発売される、これまた素晴らしい歴史ストラテジーゲームが。

「Crusader Kings Ⅱ」【完全日本語版】
ck2image_convert.jpg
 Paradox Interactiveが発売する歴史ストラテジーゲーム、いわゆる「パラドゲー」とよばれるRTSの一つ。日本語版は、他の多くのパラドゲーと同様、サイバーフロントから。7月27日に発売されます。
 
 パラドゲーの特徴は、国家や人物などについての膨大な量のデータに裏打ちされた、圧倒的なリアリティ。一方で、画像の美しさや派手さを大きな売りにしたTotal Warシリーズとは対照的に、ビジュアル面は極めて簡素化されています。
 ゲームでは、自国を維持ないし拡大するという大きな目的は掲げられているものの、その達成方法は実にさまざま。戦争という強硬な手段によって他国から土地を奪い版図を広げるのか、外交や貿易によって他国よりも優位な立場を築くのか、一切はプレイヤーの選択に委ねられています。
 プレイヤーは、財政や宗教、文明、外交、技術革新等々様々な要素を睨みながら慎重に、そして時に大胆に国家運営を行い、版図の維持・拡大に努めることになります。
 
 また、実在の歴史イベントなどを数多く取り入れている作品も多く、プレイヤーはまさに歴史の証人として、数百年の長きにわたる国家の興亡を目の当たりにすることになります。

 あまりにも自由度が高いため、とっつきにくく遊び人を選ぶゲームではありますが、歴史上の出来事を追体験したり、あるいは歴史上のIFを実際に試したりできるゲームなので、歴史好きにはたまらないゲームになっています。

 主な作品としては、「ヨーロッパ・ユニバーサリス」シリーズや「ハーツオブアイアン」シリーズ、「ヴィクトリア」などがあります。

 私も「ヨーロッパ・ユニバーサリスⅢ」(EUⅢ)を日本語版でプレイしましたが、すさまじいばかりの情報のボリュームに、ただただ圧倒されるばかり。
 最初は何をして良いのか分からないまま、ゲーム内で数十年が過ぎてしまったなんてこともありました。
 大国で版図拡大を目指すのは醍醐味があって楽しいですが、大国に囲まれた小国でいかに、最後まで国家を安定的に運営し生き残れるか、なんてプレイも面白かったと記憶しています。神聖ローマ帝国を構成する諸侯の一人となって、選帝侯→皇帝の座を伺うも、いつまでも他国のターン…なんていうマゾいプレイも可能です。

 とはいえ、EUⅢは拡張パックも含めると14世紀末から19世紀初頭にかけて、400年以上の長きに渡る中世後期から近世という激動の時代を体験することになります。そのため、歴史の大きなうねりを体感することができる一方で、同一の国家でも時代に応じて政治体制が変わる(変える)など、特定の時代に対する思い入れや人物への感情移入などが希薄になるのも事実ではあります。

 これに対して、今回発売される、「Crusader Kings Ⅱ」【完全日本語版】(CKⅡ)は、11世紀から15世紀にかけての中世ヨーロッパを舞台に、EUⅢと同様、国家の維持・繁栄をその目的としつつも、重要な構成要素として血縁(婚姻・子孫など)や家臣、政敵といった人間関係を持ち込んだ点が新しい。
 また、国家の興亡を、家系という血筋の継承とだぶらせている点も面白いと思います。すなわち、プレイヤーにとっては、自らの血筋を絶やさずに、優秀な能力を子孫に引き継がせながら、国家を維持・拡大することが、このゲームの目的となります。

ck2ss08.jpg
 
 それだけ聞くと、「なんだ、意外と簡単なんじゃ?」と思ってしまいますが、さにあらず。
 プレイヤーの家系は、戦争という外的圧力のみならず、病気や政敵による暗殺、果ては婚姻関係を利用した他国のお家乗っ取りなどなど、様々な要素によって断絶の危険にさらされることになります。
 また、そのような危険を乗り越えて無事に自分の能力を継承する子孫を残せたとしても、それらの者に帝王学とも言うべき、きちんとした教育を施し、相応のブレーンを用意してやらなければ、暗愚な領主となり、結果国を衰退させてしまうというシナリオもありうるのです。

 逆に考えると、プレイヤーは、さながらハプスブルク家のように、戦争という強硬手段によらずとも、婚姻関係や外交戦略によって他国を自らの手中に収めることが可能になるというわけです。

ckss04.jpg

 当然、血筋を継承し、まともな領主を育成するだけではこの時代の難局を乗り切ることは不可能であり、外交や他国への謀略、宗教、技術革新等々様々な要素に目配せしなければなりません。

 登場人物をそれぞれ独自の個性を有する「人」という個体ではなく、特定の能力を継承する「家系」という連続した集団で捉えるのは非常にユニークですが、家系を存続させるという作業を通じて、かえって人物(家系)や国に対する思い入れ、愛着が沸くのではないかと思います。

 CKⅡの家系というシステムを見ると、リチャード・ドーキンスの「生物は遺伝子の乗り物である」という言葉を思い出します。

 血筋を継承するという目的を達成する手段としての、婚姻関係は、いわば先行投資というか、先の読めないギャンブルのようなもの(現実世界でもそうであるかはさて置き)。
 次世代に姻戚(大抵は他国の領主)との力関係がどうなっているかわかりませんし、そもそも次世代を担うべき子が生まれて無事成人するのか、統治者に足る能力を受け継いでいるのか…などなど数多くの不確定要素が潜んでいます。
 そのような要素に、十字軍、他国との戦争・同盟・裏切り、宮廷を巡る謀略、疫病…中世欧州を形作る様々なトピックが相まって、プレイヤーに濃密な歴史大パノラマを体験させる、非常に趣深い歴史ストラテジーに仕上がっていると思います。
ckss02.jpg

 英語版では、同時代のイスラム勢力でのプレイを可能にする「Sword of Islam」というDLCも発売されています。サラディンのアイユーブ朝や大帝国を築き上げたセルジューク朝など、気になる国は色々とあるので、日本語版でも早めに発売してもらいたいものです。

 このシステムを利用した、日本バージョン(平安末期~安土桃山くらい)を作ってくれると面白いし、更にのめり込めると思うんですけどね…。EUⅢのあれは、ちょっとリアリティに欠ける気がするので。

 1日や2日でクリア、なんていうゲームではありませんし、2度も3度も繰り返し楽しめるので、TSWの合間を見てまったり遊びたいと思います。

 久々に楽しめそうな歴史ストラテジーゲームの登場でついつい長くなってしまいました…。

 それでは今回はここまで。


「Tatal war:ROMEⅡ」
© SEGA. The Creative Assembly and the Total War logo are trademarks or registered trademarks of The Creative Assembly Limited. SEGA and the SEGA logo are either registered trademarks or registered trademarks of SEGA Corporation. All Rights Reserved.All other trademarks are the property of their respective owners.

「Crusader Kings Ⅱ」【完全日本語版】
© 2012 Paradox Interactive. All rights reserved.
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